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​ABOUT

history
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【かしわ窯のはじまり】

北欧デザインの黄金期(1950年~60年代)に カイ・フランクをはじめとするデザイナーに影響を受けた瀬戸の若手クラフト作家の間で、「鋳込み製法​」による小ロット生産を行う工房を立ち上げる動きがトレンドになりました。

当窯の創業者 「岩附壽之」 もそのひとりで1965年に工房を立ち上げ、 日展やギャラリーへの出展と並行し、クラフト製品の欧米輸出をはじめました。

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しかし、1985年プラザ合意後、急激な「円高」により輸出業への影響が大きくなり、瀬戸をはじめとする窯元の炎が次々と消えていきました。 当窯は運よく「鋳込み製法」を活かした国内向け商品を主力にして生き残り、 窯の炎を灯し続けました。

2006年 「岩附寿人 」が二代目に就任し、デフォルメした「動物のオーナメント」や「 シンプルな食器」の開発に力を注いでいます。 現在も瀬戸で採掘された土を使い、その土や釉薬に独自のブレンドを施し当時と変わらぬ製法を守り続けています。 そのため、どこか北欧っぽさが残るほっこりしたモノを作り続けています。

視察
動物のオーナメント
name

【かしわ窯の名前の由来】

窯垣の小路

当窯はかつて瀬戸の窯元が集まっていた洞地区に位置しています。

この辺りの住宅の石垣は、窯を焼くときに使用されるツクやエンゴロと呼ばれる道具の廃材を利用して作られました。

今もその景色が残っており「窯垣の小径」と呼ばれ観光名所となっております。

当窯も窯垣の小径沿いにあり、工房の裏には大きな大きなクヌギとコナラのどんぐりの木が生い茂っており、屋根にも小径にもどんぐりがコロンコロンと落ちております。

そのどんぐりから「かしわ」の名前をいただきました。

秋には子供たちや観光客の方が笑顔で拾ってポケットに入れている姿も目にします。

窯垣の小路
かしわ窯
casting

【鋳込み製法とは】

粘土や石膏で原型と呼ばれるものをひとつ作ります。
原型を石膏で型をとり、元型を作ります。

さらに元型を石膏で型をとり、ケースと呼ばれる型を作るための型を作ります。
そしてケースに石膏を流し込み、ようやく商品を作るための使用型を作ります。
こうして全部で3回型をとります。

craft man

Our Craft

岩附壽之

Hisayuki Iwatsuki - 岩附壽之  

岩附寿人

Hisato Iwatsuki - 岩附寿人 

かしわ窯
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